シルクスクリーン印刷

＜平面シルクスクリーン印刷＞

文字通り、平面部分に印刷を施します。

条件としては、原則として

• 1　印刷部が平面である事
• 2　印刷面を水平に保ち固定出来る事
• 3　印刷面に突起物等の無い事
等があげられます。

＜＜印刷手順＞＞

　1　テーブルに治具^(*1)を固定し、治具にワーク（被印刷物）をセット

　2　版をあてがい、版上でスキージーを滑らせインキを掻き落す

　3　版を離して、ワーク（被印刷物）を取り出し　乾燥させて完成

＜曲面・回転シルクスクリーン印刷＞

ワーク（被印刷物）を回転させながら曲面部に印刷を施します。

条件としては、原則として

• 1　ワーク（被印刷物）形状が円筒（円柱）状である事
• 2　印刷面を頂点とし、一定位置に保ち回転させられる事
• 3　成型に歪みが無い事　
  等があげられます。

ワーク（被印刷物）を固定、回転させるにあたり

• 1　ワーク（被印刷物）をコロ（ローラー）の上に置いて一定位置で回転させる
• 2　ワーク（被印刷物）の構造を利用して一定位置で回転させる 　
  等を行います。

マグカップの取手部やボトルの底面の切れ込み（写真参照）等を利用したりしますが、 それらが無い場合、微妙な位置合わせが出来ず、多色印刷が出来なくなる場合があります。

（センサーで印刷位置を計測し多色印刷可能にするシステムも存在しますが、弊社では設備が無く外注となってしまいます）

　※ マグカップの印刷過程を工場見学（動画）で紹介しています。

＜UVシルクスクリーン自動回転印刷＞

ワーク（被印刷物）を回転させながら曲面部にフレーム処理後、印刷を施しUV照射乾燥し完成させます。

条件としては、原則として

• 1　ワーク（被印刷物）形状がが円筒（円柱）状である事
• 2　ワーク（被印刷物）を両端からチャック（押さえ）し、一定位置に保ち回転させられる事
• 3　成型に歪みが無い事
  等があげられます。

機械の設定に手間がかかりますので、小ロットの商品の対応には不向きです。

　※ シリンジ（注射器）の印刷過程を工場見学（動画）で紹介しています。

＜T シャツ（布）シルクスクリーン印刷＞

テーブルに糊を利かせ、ワーク（被印刷物）生地（Tシャツ／トートバック等）布ものを、 テーブルに張り付けて印刷をします。

条件としては、原則として

• 1　よれや折癖が無い事
• 2　縫い合わせ部等をまたがない事
• 3　突起物等が無い事
  等があげられます。

また、2重になっていたりテーブルに糊付けの利かない物は無理な場合があります。