パッド印刷は
シルクスクリーン印刷と並んで多種多様な場面と材料に印刷が可能
インキの膜厚が薄い、ベタ斑が出易い、 印刷面積に制限が有る等
難点がある反面で
平面・曲面だけではなく
球形・波状形・凹凸部等幅広い形状に対応でき
特に、細かい原稿の再現性には目を見張るものが有り
シルクスクリーン印刷との併用で更に
加工対応可能なアイテムが増えるとともに完成度を高めます
企業・団体・個人を問わず
パッド印刷のご用命 承ります
尚、以下に販売・営業・セールスプロモーションのお役に立てればと
弊社の設備に伴ったパッド印刷について、説明致しておりますので お時間のある時にでもご覧下さい
スチール版・樹脂版等にパターン(原稿)をエッチング(細かな凹部を施した)された平版を使用します。
転写体としてシリコンゴムパッドを使用する事からパッド印刷と呼ばれます。
シリコン印刷、タコ印刷、タンポ印刷(ドイツのタンポプリント社が工法を発明した元祖である為)等と呼ばれたりもします。パット印刷と呼ぶ方もおられるようですが、正式にはパッド印刷のようです 。
シリコンパッドを転写体として、平版の凹部に残ったインキをワークに転写する印刷手法です。
シルクスクリーン印刷と同様であり、シルクスクリーン印刷説明ページ参照願います。
平面部・筒状の曲面部はもとより球形・波形状ものにもシリコンゴムが当たる形状であれば印刷が可能です。
印刷膜厚がスクリーン印刷の約1/5(2~5μ)と薄いため、下地色の影響を受け安く、また、ベタ面は斑が出やすくなります。
反面、細かい文字の再現は得意で、細かい網点(最高で225線)印刷も可能です。
使用する版のサイズの規格もあり、弊社で使用する機械にセットできる版サイズは100mm角であり、その中でも印刷パターン(原稿)として使用できる範囲はπ50mm程度が安全圏となり、最大でもπ70mm程度と制限されます。
希釈媒体が溶剤の油性・硬化処理が紫外線の UVインキ等があり 常温乾燥タイプ・高温乾燥タイプ・紫外線硬化タイプ等がありますが それぞれ対応した素材との相性や特性があるため、インキの選択は素材・使用目的等で選択します。
◯金・銀
金は真鍮を 銀はアルミを粉末にしたものをベース(メジューム)に混ぜて使用します。
シルクスクリーン印刷と同様であり、シルクスクリーン印刷説明ページ参照願います
1 版全体にインキを引く
2 ブレードで版上の平面部のインキをそぐ
3 版にシリコンパッドを押し付けて版の凹部に残ったインキをシリコンパッドで受ける
4 シリコンパッドをワーク(被印刷物)に押し付け、シリコンパッドに付いたインキを
ワーク(被印刷物)に転写